山形山旅(2日目/花の鳥海山)

@ニッコウキスゲ in 千畳ヶ原
@ニッコウキスゲ in 千畳ヶ原

■ 鳥海山(日本百名山) 【山形県】

■ 日程:7/30(土)

■ メンバー:とぼさん、ともりんさん、つきろくの3名

■ 天候:快晴!

■ 利用交通機関:車

■ 駐車場:湯の台口(無料/30台前後駐車可)


【ルートMAP】

【標高MAP】

総走行距離(沿面距離): 16.0 km 

総走行時間:10:11

 

 

【コース状況】

・さすが百名山、登山道は整備されており、歩きやすいです!

・幸治郎沢は雨天時は滑りやすく危険です。出来れば上りで利用するのをお勧めします

・登山道で雪渓がまだ残っている所あるので注意(アイゼンは必要ないレベル)


いよいよ今日は楽しみにしていた鳥海山(^^♪

 

湯の台登山口に朝4:45に集合、5:00出発なので、テントの片づけや朝食、トイレなどの事も考えて3時半に起床。まだ外は真っ暗なのでヘッデンを点けて片付け始めたのですが、意外と時間がかかり結局ギリギリの時間に・・・ゆっくりと朝コーヒーしようと思っておりましたが、残念、結局バタバタしたまま登山口へ(^^;) 

 

まだ朝5時だというのに、湯の台口にはもう10台くらいの車が停まっていました。

そして、ともりんさんと初対面です。思っていたとおり、明るく素敵な方でした\(^o^)/

簡単なご挨拶と自己紹介をしていざ出発。当初の予定では、鳥海山山頂でみんなでてっぺんコーヒーを楽しむ予定でしたが、ともりんさんが先週足を怪我してしまい、残念ながら3人でのてっぺんコーヒーは叶わず。ともりんさんの分までとぼさんとてっぺんコーヒー楽しもうと意気込みますが・・・・

また足を怪我しているにもかかわらず、途中まで一緒に歩いてくれるともりんさんにほんと感謝の気持ちでいっぱいです。

 

では、出発です!

まず最初に鳥海山のスゴイところは、標高がそれほど高くない(山頂は2,236m)にもかかわらず、森林限界が低く、登山口から歩いてすぐに視界の開けた高山帯を楽しめるところです(^^♪ 偽高山帯と言われる関東では決して味わえない自然の驚異。通常日本アルプスなどは2500mを超えないと高山植物を楽しめないので本格的に山をやっていないとちょっと難しいですが、ここならちょっと上るだけで高山植物のパラダイスを楽しめることが出来るんです。事前にこのような知識を入れておくと充実した山登りを楽しめますよね。早速この自然に関する事をもっと知りたい方は、小泉 武栄さんの著書がすごく参考になります。お勧めです!

 

歩いてすぐにお花パラダイスです(^^♪

まだまだ先は長いのに、花の美しさに足が前に進みません(^^;)

 

駐車場から滝の小屋もすぐなのでここに泊まって朝早く出発するのもお勧めです。

 

しかも天気は事前予報に反してまさかの快晴!!!

実はその前2週連続の雨の山だったので今回はどうしても晴れて欲しかったのでほんと良かったです。とぼさんもともりんさんもルンルンでしたよ~

 

最初の休憩ポイント、河原宿に到着です。気持ち良い青空と絶景です!

ここでなんとともりんさんからの嬉しい差し入れです。

 

それは、「きゅうりのからし漬け」

 

からし漬けなので辛いのかなと思っていましたが、とてもさっぱりポロポリ美味しかったです。後から来た団体さんにも少しお裾分け。賑やかなのも良いですね~ あれ、からし漬けの写真撮るの忘れていました。すいませんm(__)m

 

休憩も終えて、さあ出発です。

ここから二手に分岐しますが、通常は直進して山頂へ向かうのですが、ここはあえて左へ分岐。もちろん最初からこのルートで計画しておりました。こちらのコースは鳥海湖を経由して山頂へ向かうコースでだいぶロングになるので人はかなり少なくお勧めですが、体力がない方はやめておいた方が良いと思います。最初に言ってしまいますが、このコースは結構キツカッタです(T_T)

 

気持ちよく歩っていると、チングルマの群生地\(^o^)/

たぶん初めてのチングルマです。これは圧巻です!

 

 

 

ついにこの時がやってきてしまいました・・・

もう少しともりんさんと歩きたかったですが、足の具合もあるので夜のお疲れ様会までしばしお別れとなります。ここまで一緒に歩いて頂き、ありがとうございました。

ニッコウキスゲに囲まれて記念の撮影、パシリ!良い写真が撮れました(*^^)v

とぼさんとともりんさん
とぼさんとともりんさん

 

という事でここからはとぼさんと鳥海山山頂へ向かいます!(^^)!

先がまだまだ長いのでスピード上げていこうと思った矢先に・・・

 

えっ、こんなゴツゴツしたところを下るんですか?

 

まだ晴れていたから良かったですが、雨降っていたら滑ってかなり危険な岩場です。これを降り終わったら、今回最大の難関「幸治郎沢」を上り返さないといけないのでここでぐずぐずしている場合ではないと、とぼさんと励まし合って怪我しないようになんとかクリア(^^;)

これから待ち受ける「幸治郎沢」にドキドキしながら、先ほど下ってきたガレ場を眺めると、

 

あれ? あれあれ?

どこかで見た風景が・・・ 

 

しばらく考えていると、ゲッゲッゲッ(;゚Д゚)

もしや、今降りてきたのが幸治郎沢??

 

そうなんです、事前調査をしていたにも関わらず、なんと上りで使用しようと思っていた幸治郎沢を下りで使っていたのです。ともりんさんとも意思疎通が出来ていなかったのです・・・ともりんさんにも下りは厳しいから上りで行った方が良いよと言われていながらこのコース(^^;)

 

とぼさんと思わず、安堵してしばらく笑ってしまいました(^^;) 

中央奥が先ほど下ってきた「幸治郎沢」
中央奥が先ほど下ってきた「幸治郎沢」

 

ここから広~い千畳ヶ原!

あまりにも絶景過ぎて、なかなか足が前に進みません。

 

幸次郎沢の登り返しがもうないという事を知ると気分は楽です(^^♪

その上り返しをクリアして、やっと鳥海湖。いや~まだ先は長いですよ~

 

この稜線に出るとあとはこの稜線に沿って山頂にたどり着くのみ!

でもまたこの稜線がくせ者でこれまた花がたくさん咲いているんですよね~

だいぶ疲れも出ているのですが、この花で疲労は吹っ飛びます(^^)/

 

更に進むと、七五三掛の分岐に出ます。

当初の計画では、千蛇谷のコースを行く予定でしたが、結構疲労もピークにきていたので、いったん下ってまた上り返すのは厳しいと判断して、外輪コースに変更。意外とこちらもアップダウンも厳しく、更に距離が長くなるので正直しんどかったです(T_T)

 

途中から、偵察も兼ねてとぼさんの先を歩いて行ったのですが、思わずコースミス(^^;) つい前の人につられて予定に入っていなかった七高山山頂へ。慌てて戻り、とぼさんと合流。

 

いよいよ、鳥海山山頂へ向かいますが・・・・

 

んんん・・・高い

んん・・・危険

 

いや、この岩場は高所恐怖症の自分は無理でしょう(T_T)

たぶん独りだったら間違いなくここで満足して諦めているところですが、今回はとぼさんと山頂に登ると約束していたので、半べそかきながらゆっくりとななんとか山頂に到着です\(^o^)/

ジーパンに学校シューズみたいな靴を履いた青年もいました(^^;) スゴイ

 

しばらく山頂で写真撮影などして、下山開始。

 

その途中の胎内くぐりの中でそれは起きました。

 

何かが足元で動いています。目を凝らして見ると、なっ、なんと「おこじょ」ではありませんか!

しばらく足元を移動しながら、またこちらを伺いながらすぐ逃げようとせず、はるばる茨城から山頂おめでとう!と祝っているかのようでした。初めてのおこじょでこれまたテンションMAXです

 

ほとんど休憩もせず登ってきたので、やっと神社周りの広い場所で少し休憩タイム。

さあ、てっぺんコーヒーとも思ったのですが、もうお昼も超えており、3時ごろには雨予報だったので早めに下山しなければならないと、残念ながらてっぺんコーヒーはお預け・・・なので500円もするコーラを山頂山小屋で買い乾杯。 実は今日のために「ハワイ マウイモカ」や「鳥海山アニバーサリーブレンド」を用意したのに残念です。明日に持ち越しです(^^;) 10分ほど休んで下山開始。

 

黙々と下るのみ!

途中雪渓を3か所ほど渡りますが、アイゼンつけるほどではないです。でも心配であればつけて歩いた方がより安全です。ビビりなので思わずアイゼン装着しました(^^;)

 

予定通り、雨が降る前、3時半頃に下山完了\(^o^)/

最後はかなりヘロヘロになりましたが、怪我もなく鳥海山を楽しむことが出来ました。

とぼさん、ともりんさん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

 

これだけ歩いたら、明日の月山は厳しそうですね・・・

お疲れ様会でもう一度予定練り直そうと思います。

 

2日目の花の鳥海山の報告終了です!

コメント: 1 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    とぼおじさん (土曜日, 06 8月 2016 19:33)

    おこじょ!写ってましたね!やったヽ(^o^)丿