■ 尾瀬(大清水~鳩待峠) 【群馬】
■ 日程:9/21(木)~22(金) 見晴テント場(800円/1幕)
■ 天候:1日目(小雨のち晴れ時々曇り)、2日目(曇り)
■ 利用交通機関:
①車(大清水駐車場:1000円/2日)
②乗合バス(大清水⇒一ノ瀬休憩所:700円)
③乗合バス(鳩待峠⇒戸倉バス停:980円)
④在来バス(戸倉バス停⇒大清水P:610円)
【ルートMAP】
■ 1日目(大清水駐車場⇒見晴テント場)
■ 2日目(見晴テント場⇒鳩待峠)
【標高MAP】
■ 1日目(15.4km)
■ 2日目(9.5km)
総走行距離(沿面距離): 24.9 km
総走行時間:10:53
【コース状況】
・雨の日の木道はツルツル滑るので、ご注意ください
・草紅葉がだいぶ見ごろになっております
まず初めに、9/15(金)より新発売になりました「紅葉ブレンド」のたくさんのご注文ありがとうございます。なんと事前ご注文開始して3日目で先着50名様プレゼントの「紅三郎オリジナルクリップ」がすべて完売という嬉しい発進劇♬ これも山好きな皆様のおかげです!改めてこの場をお借りしてお礼申し上げますm(__)m
という事で今回はこの紅葉ブレンドの原点(デザインされている紅葉は尾瀬で拾った葉)となる尾瀬をのんびり散策&テント泊してきましたので草紅葉の現状や久しぶりのテント泊についてご報告致します。
今回は初の試み、大清水から鳩待峠まで抜けるルートを計画。距離はありますが、テント泊+燧ヶ岳や至仏山を登らないのでそこまでは難しくはありません。でも今回ザックの重さが20kgとヘビーだったので平坦ルートでも結構肩にはキマシタ( ;∀;) また当初は大清水から歩いて行く計画でしたが、このザックの重さに恐れて、一ノ瀬休憩所まで低公害車を利用してしまいました(^^;) 通常歩いて一ノ瀬休憩所まで1時間ほどですが、なんと車だと10分!"Time is Money"
青空に恵まれていざ出発です!
尾瀬沼まではひたすら森の中を歩いていきますが、マイナスイオンたっぷりの森の空気はほんと気持ちイイです~ 森の木々たちは、色づき始めたばかりでまだ秋の山とまではいきませんが、一部真っ赤に染まる葉を見て、秋はもうすぐそこだなと実感させられます。10月に入れば、もっと木の紅葉が見頃になるのでまたその時期に訪れたいですね(^^♪
鼻歌交じり気持ち良く木道を歩いて行くと、なんだか白い不気味な物体が・・・恐る恐る近づくと、これは(;゚Д゚)
「キヌガサタケ」
昔キノコの本で読んだことがありますが、このキヌガサダケは「キノコの女王」と呼ばれており、一説によると、フカヒレ、ツバメの巣と並んで、中華の3大高級食材だそうです。えっ、マジですか~~~~
先に付いている茶色の粘着物は相当臭いらしいです。それも本を読んで知っていたので、ここは実際に触って臭いを嗅ごうとも思いましたが、さすがにスタート早々そこまでの勇気が出ませんでした( ;∀;) この臭いに釣られて虫たちが寄り、その胞子を虫によって運ばせる、なんと素晴らしい進化です。
また女王と呼ばれる理由は、このレースのスカート!なんとこれはたった1日しか見る事が出来ず、これを見れたのはほんと幸運だったようです♬
今日もなんだかいい山行になる予感ですね~♬
あっという間に尾瀬沼に到着です。
あれ、あれ・・・先ほど今日は良い山行による予感とウキウキでしたが、青空はそこにはなく、どんよりとした今にも雨が降りそうな雲が漂っていました。ここ2年ぐらい燧ヶ岳見てません( ;∀;)
長蔵小屋に着く頃には、結構な雨が降ってきました・・・
今日の天気図からは、雨が降り続く事はないと思うので、しばし長蔵小屋無料休憩所で雨が止むまで雨宿りする事にしました。
こんな広い場所にひとり貸し切りです。
すぐには雨が止みそうもないので、豆をゴリゴリ挽いちゃいましょう♬
もちろん、今日のために用意した「紅葉ブレンド」
小屋の木の香りと珈琲の香りがいい具合に融合していい香りに~
新発売のマロンエンゼルパイと一緒にしばし至福の珈琲タイム。
窓越しに雨降る尾瀬沼を見ながら珈琲も格別ですね(#^.^#)
30分ほどまったりしていたら、予想通り雨が止みました(*^^)v
大江湿原に行って草紅葉の様子を見に行きましょう~
素晴らしい金色の野です
あっ、そう言えば、昔婆様からいつも聞かされていた言葉を思い出しました。
「そのもの青き衣をまといて金色の野に降り立つべし
失われし大地との絆を結びついに人々を青き清浄の地へ導かん」
婆様ではなく、何度も見ている「ナウシカ」でした(^^;)
ちょうど雲が切れ、奥の森に陽が当たって光って綺麗です。
鮮やかな紫色のエゾリンドウもまだ蕾でしたが、たくさんありました。
大江湿原の金色の野を堪能できたので、見晴のテント場までのんびり行きましょう(^^)/ 途中からは先ほどの雨雲は取れて、気持ち良い青空が見えてきましたよ♬ お花も少し撮りました。
やっと、ナデッ窪への入り口となる沼尻へ到着です。
昔はここに沼尻休憩所があって、ホットコーヒーや食べ物も販売しており休憩するには絶好のポイントだったのですが、一昨年、火事により全焼・・・
しばらく再開の見通しはないとの事でしたが、なんと、なんと、新たに小屋建設中\(^o^)/ トイレの方も新たに工事しておりました。
*現在使えるトイレもあります(有料100円/回)
完成が楽しみですね(^^♪
またしばらく歩くと、次は白砂湿原が見えてきます。
この風景も癒されますね~♬
湿原を過ぎるとまた森に入りますが、まだまだ緑の夏使用。
ところどころですが、色づいているところもあります。
お昼をちょっと過ぎた13時頃やっと今日のテント場「見晴」に到着です\(^o^)/さすがに久しぶりのテントザックは肩にききますね
まずは、「燧小屋」でテントの受付です。
あまり懐に余裕がないので、この料金はほんと助かります(^^;)
詳細は上記燧小屋HPを参照ください。
既に8テントぐらい張ってありますが、約100張りも出来る広い場所なので場所は選び放題です。ぐるぐる周ってどこにしようか迷って選んだ場所は、この木々に囲まれたこの場所です!なんと4年前に張った場所と同じでした♬
*4年前のテント泊のブログはこちらです。
生きた心地がしなかった危険な無謀な燧ヶ岳でした・・・
テントは何を隠そうノースフェイスの「Bullfrog 23」✨
えっ、そんなテント知らないですねよ(^^;)
もう10年近く前に発売されたテントですが、運よく5年前に珈琲を買って下さっていたお客様が子供が出来たので大きなテントが欲しいという事で、まだ数回しか使っていないテントを格安で譲ってもらったのです。
そこからいろいろメンテナンス(フライシートの防水加工、シームテープによる熱着加工)をしながら、現在も使用しております。メッシュタイプの通気性の良いテントなので寒い時期は厳しいです。
テントも張り終えて、空を見上げると~♬
なんとも気持ちの良い青空です。横になってぼーっと空をただ眺める。
そんな時間も楽しいですね♬
テントも張り終えたので、お昼ご飯にしましょう!
<<尾瀬青空ランチメニュー>>
・ほうれん草とチーズのカレー with ソーセージ&豆ひじきサラダ
・味噌汁
・ビール(秋味)
なかなか美味しそうじゃないですか(*^^)v
やっぱりたまにはテントでのんびりも良いですね。
お腹もいっぱいになったので、少し散策で竜宮小屋まで行ってみましょう。
木道を少しテクテク歩いて振り返ると、そこにはかれこれ2年ほどガスガスの中で見る事が出来なかった燧ヶ岳がどーんと感動の姿( ;∀;)
これを待っていたんです!
だいぶ草紅葉の進んでおり、今でも十分に楽しめ、また木道脇にはいろいろな花も咲いており、のんびりするには最高の尾瀬です♬
至仏山は残念ながら、終始雲に隠れていましたが、これはこれで素敵でした。
見晴でテントを張るカップル?ご夫婦?
ザックを背負う後ろ姿が素敵ですね~♬
竜宮小屋まで行って、また見晴まで戻ってきました。
見晴は雰囲気の良い小屋がいっぱいあって、食べる所もあるので、のんびりするにはとても良い場所です。ほんと尾瀬癒されますね~
やっと至仏山が顔を出してくれました。
やっと夕暮れが迫ってきました。
ほとんどが日帰りなので、山で夕暮れを見る事はありません。
だからこの夕暮れがとても新鮮で泣けてきそうでした( ;∀;)
夕暮れの尾瀬もたっぷり堪能できたので、テントに戻ってひと休み。
テントの窓から差し込む夕日も素敵でした♬
また夜の楽しみと言えば、星空と読書。
山に響く鹿の鳴き声を聞きながら、村上春樹の「はいほー!」
超短編小説で内容も深くないので、山で読むのにはぴったりかも(^^;)
もちろん、紅葉ブレンドとむき甘栗と一緒に~
ひと読み終えたので、夜9時頃外に出てみると、スゴイ!
満点の星空が広がっておりました。なんとかこれをカメラで写そうとしますが、ピントが合わず全くシャッターが押せません( ;∀;) 初めて星空を撮ってみたいという気持ちになりました。次回はカメラ設定勉強していかないといけませんね。
コーヒー飲みながら、星空をしばらく眺めていると、キラッ✨
なんと流れ星が目の前を横切っていきました。狼??
この狼手拭いにあるよう星空満点の夜でした。
という事で、長々となってしまいましたが、最高の尾瀬1日目の報告終了です!
ちょうど草紅葉が見頃なっておりますので、是非紅葉ブレンドを持ってのんびり尾瀬を楽しんで頂ければと思います。また初秋とはいえ、尾瀬もかなり寒くなっていますので、防寒着など準備もお願い致します。
只今絶賛発売中の「紅葉ブレンド」のご注文もお待ちしております(^^)/
2日目のブログはこちらです。
