筑波山ボランティア活動報告(ブナネットの設置)

■ 筑波山 【茨城県】

■ 日程:10/5(木) 

■ 天候:曇り

■ 利用交通機関:車

■ 駐車場:ユースホステル跡駐車場

これまでにも何度か報告させて頂いておりますが、現在茨城県庁(環境政策課)と県から認定されたボランティアメンバーと共に筑波山の様々な課題に対して活動をしており(現在ボランティア認定のための講座を受講中でこれも講座の一環となっております)、今回はブナの実を集めるためのブナネット設置」するために筑波山に行ってきました。ちなみに前回8月のボランティア活動は、筑波山の生態系を崩している「外来植物除去」の活動。この時のブログはこちらを見て下さい。

 

ではなぜこんな活動を行っているのか?

 

もちろん、筑波山の貴重なブナ林が元気なら手を加える必要がないのですが、やはり皆さんも感じている通り、地球温暖化による影響が大きいようです。涼しい気候に生育するブナは、温暖化の影響を受けやすく、実際にここ数年で筑波山のブナも何本も枯れています。

 

そこでこの筑波山の貴重なブナ林が失われてしまうのは心配だという事で、県が主体でブナ林保全のために下記のようないろいろな取り組みをしているところなんです(^^)/ 

 

■ 植生保護のためのロープ柵設置

■ 林床のアズマネザサの刈り払い

■ 外来植物除去

■ ブナネットの設置

■ ブナネットの回収、種拾い、種まき

 

今回この作業をするにあたり先生方の話を聞くと、ブナの種子が落ちても土壌環境や気候が悪いせいなのか、発芽しないか、または発芽しても育たないそんな状況になっているようです。そのため次世代を担うブナの若木が少なく、この先世代交代が出来ないまま終わってしまう心配もあるので、一部回収した種をどうにか環境の整った場所で発芽させ、またその場所に戻して保全を試みようとしております。ブナには頑張って欲しいですね!

 

という事でちょっと前置きが長くなりましたが、今回の活動報告を致します。

何を隠そう先日の尾瀬で膝を痛めて安静が必要なのですが、ここはちょっと無理して最短ルートで行く事の出来るユースホステル跡から登りました。集合時間よりもだいぶ早く着いてしまったので、女体山てっぺんへ♬

 

途中、シロヨメナやダイモンジソウやツクバトリカブトが咲いておりました。

 

時間も来たので集合場所へ。

今回の参加は、だいたい20人ぐらいだったでしょうか(^^♪

早速、ネットを準備して設置場所へ。

 

下図のようにネットを設置。

筑波山のブナを守ろうという意気込みがあると、このような作業もほんと楽しいです。また皆さん植物などの知識豊富で勉強になる事ばかり!

 

5年前に植樹されたブナの木。

まだこの大きさです(ちなみにブナの寿命は200~300年)

 

ネット設置後は、楽しい座学(^^♪

周りに見る事の出来るキノコや葉や植物についてたくさんいろいろな事を教えて頂きました。ルーペも常に持ち歩いているので役に立ちました('◇')ゞ

 

葉脈、葉柄、鋸歯によってある程度何の木の葉なのか判別出来るようです。

茶色いキノコは「ツキヨタケ」という毒キノコです。またこのキノコは夜に発光するようなので夜に行くと光っているツキヨタケが見れるかも。ヒラタケと似ているので間違って採って食べないようにしてくださいね(^^;)

 

無事に楽しいブナネット設置の講座が終わりました。

来月はこのネットに集まったブナの種の回収活動をして、すべての講座(計6回/2年間)が終了し、正式に県から「筑波山サポーター」として認定されます。その後、県と一緒になってボランティア活動が出来るようになります。楽しみですね~♬ もちろん個人としても活動可能です。毎年何かテーマを作って調査および論文なども書きたいですね。

 

楽しい講座が終わって、受講の方々(4名)で初のお昼ご飯。茶屋で山菜そば。

ワイワイ話しながらのお昼は楽しかったです♬

帰りには、このボランティアの先生でもあります「ツクバハコネサンショウウオ」の研究で有名な早瀬先生監修の手拭い(¥500)を買って帰りました。