毎年恒例長野旅【2019年 赤岳編】


■ 八ヶ岳 赤岳【長野県】

■ 日程:8/2(金)~8/3(土) 

■ 天候:1日目:曇りのち土砂降り(一時避難)のち晴れ

     2日目:晴れのち曇りのち土砂降り(帰りの林道)

■ 利用交通機関:車

■ 駐車場:美濃戸口P(¥500円/日、100台前後駐車可)

■ 撮影機器:Oplympus OM-D E-M1 Mark II


【ルートMAP】

 

【標高MAP】1日目

 

【標高MAP】2日目

総走行距離(沿面距離):18.3km (1日目:8.6km。2日目:9.7km)

総走行時間:1日目:7:46 2日目:6:36

 

【コース状況】

・行者小屋から赤岳までのルート(地蔵尾根、文三郎尾根)が急登で梯子や鎖場がありますので注意です。

 高所恐怖症の友達もなんとか無事にクリア!慎重にお願いいたします。

・途中途中たくさんの山小屋がありますので、心強いです。


最近山ブログをさぼっているせいか、文章書くのが少し億劫になってきていますが、ここは頑張って書きたいと思います。

継続は力なり!

 

もうたくさんの方が既知かもしれませんが、毎年夏になりますと長野に住んでいる大学時代からの友人(以下、守さん)と山登りが恒例の行事となっており、ほんといつもいつも迷惑なのは分かっているのですが、今年も優しいお言葉に甘えて守さん宅にお世話になっております。もちろん今年も図々しくお世話になってしまいました(^^;)

 

ただ単に山を楽しみだけではなく、実は守さんのご両親や子供たちに会いに行くのも楽しみのひとつなんです。

ご両親とはもう大学時代から大変お世話になっているので、元気な姿を見ておしゃべりをしてくる、今年は残念ながらお父さんは入院中で会えませんでしたが、来年は是非会いたいと思います。また子供たちもほんと小さい頃から知っているので逞しく成長している姿を見るのも楽しみなんです。そんな子供も今や長女は高校1年生、長男は中学1年生、次男は来年小学生♬ 毎年成長にびっくりです。

 

 

今回は残念ながらこれまで一緒に行っていた長男Kは、部活が忙しく山はキャンセル。今は山よりも部活の野球が楽しいようです。

高校生になって甲子園に出る事があったら、甲子園まで応援に行きます。なので甲子園目指して頑張ってね、K斗٩( ''ω'' )و

 

ちなみにこれまでの長野旅の山行はこちらです!

お時間ある時に覗いてみてください。

 

2014年 美ヶ原「雄大な美ヶ原高原を子供たちと歩く」

2016年 四阿山~根子岳「友人親子と行く日本百名山」

2017年 硫黄岳「充実した八ヶ岳オーレン小屋泊(1日目)」

2017年 天狗岳「充実した八ヶ岳オーレン小屋泊(2日目)」

2018年 にゅう~中山~高見石~丸山「長野の友人親子と行く楽しい山行」

 

ということで、いつもの事ながら前置きが長くなってしまいましたが、今回の山行についてご報告いたします。

今回は出先から不運に見舞われ、今回の山行は無事に登頂できるか心配に・・・

 

守さん宅に5時の約束なので、朝2時半に起きて朝3時前に出発。

圏央道が出来た事によって、茨城から長野の守さん宅まで約2時間!

 

余裕持って近くの五霞ICから乗ろうとしたら・・・(;゚Д゚)

恐るべき光景ががが

 

 五霞IC~久喜白岡JCT 深夜通行止め

 

という事は、一番近い久喜ICまでいかなくてはなりません。

ふだん使わないので、道も分からず、プチパニック。まずは車を停めてグーグルマップで検索。

おっ~下道で結構ICまで時間かかりますよ(´;ω;`)ウゥゥ

 

こんな時は急いでも良いことはないので、口笛吹きながら冷静に運転(内心なんでこんなところで赤信号なの?とぶつぶつ・・・)

まあなんとか無事高速に乗る事ができ、時間のロスを高速でかっとび走行~♬ といっても古い車なのでそんなスピードはでませんが(^^;) なんとか予定の時間より少し過ぎしまいましたが無事到着。

 

ここからは守さんのアルファードに乗り換え出発です!

美濃戸登山口まで車で1時間ちょっと。かなりのうらやまです(*‘∀‘)

金曜日ですが、夏山シーズン、休みを取って山に来ている方も多く、駐車場はそれなりに賑わっておりました。

八ヶ岳山荘に駐車料金を払っていざ男二人山旅のスタートです♡

 

いつもツイートでみる憧れお洒落なJ&N、すげーすげーと田舎者丸出し(^^;)

いつかこのお店で山仲間とわいわいしたいですね~♬

 

行者小屋までは危険なところはなく、のんびり歩けます。

その間に山小屋も3件ほどあるのでしばし休憩を入れながら、ゆっくり歩くのがお勧めです。

 

早速、キンキンに冷えたトマトが~

朝ごはん食べたばかりなのでここはパス

 

美味しそうな岩魚も~と言いたいところですが、さすがに生きている岩魚見て美味しそうとは思いませんよね(^^;)

焼いてある姿はペロッといきたいです

 

2時間ぐらい歩いたところで、休憩タイム!

実は守さんは普段から山登りをしている訳でもなく、地元の野球で体を動かしている程度。

正直赤岳大丈夫かなと心配しておりましたが、これまでの山行からかなり体力がある事分かっていたので心配はありませんでした。

もう先に言ってしまいますが、密かに私より体力があり無事に下山。いやいや身体能力高いですね、守さん|ω・)

 

やっと行者小屋に到着です。

ここで少し休んで今回泊まる赤岳展望荘付近でランチしようと考えていたのですが・・・

 

ぽつぽつと小雨が・・・

 

様子を見て出発しようかと話していたら、

 

ぼつぼつと雨が・・・そしてすぐにざあーーっと土砂降り(;゚Д゚)

ほんと行者小屋にたどり着いた時で良かったです。雨が降ると一気に気温が下がり、汗ばんだシャツで寒い寒い。

しばらく待っても止む様子はなく、とりあえずレインを着て、ここでランチをする事に。

 

温かい食べ物って心も落ち着かせてくれます。

ランチは、メスティンで天ぷらそば。守さんは、豚カレーうどん。

 

ちょうど食べ終わった頃に雨はやみ、晴れ間が~♬

 

レインをまた脱いでいざ出発です。上りは地蔵尾根コース、下りは文三郎尾根コースです。

 

これが赤岳です!

 

守さん先頭に樹林帯を進みます。

この辺は苔の森、心身共に癒されます。

 

上りは、地蔵尾根!

鎖場や梯子などありますが、思ってたより恐怖感はなく、慎重に登れば問題なしです。

小学生の子供たちも頑張って登っておりました。時たま青空も~

 

尾根に出てしまえば、本日泊まる赤岳展望荘はもう目の前です。

その途中でコマクサも少しですが咲いておりました。

 

行者小屋で雨で停滞もあったので、小屋に着いたのが2時頃。

すぐに手続きをして、あれしかないでしょう~(#^.^#)

 

ということで早速、乾杯(^^)/🍻(^^)

 

ちょっと雲多めですが、絶景ながめながらのビールは最高ですね。

 

やばいです、まだ3時過ぎなのに思い出話とビールが止まりません。

つまみはたくさん持ってきました(^_-)-☆

 

実は山小屋に泊まるのはこれで3度目。

最初の小屋は、西駒山荘(木曽駒ヶ岳)、2回目はオーレン小屋(天狗岳、硫黄岳)

そして、今回はバックに赤岳を望む赤岳展望荘。なので何もかも新鮮で楽しいですね。

今回は贅沢にも個室(*^^)v

 

さすがに標高3000m近くにもなると、下界の灼熱の暑さが嘘かのように涼しいです。半袖じゃ寒いくらい(^^;)

夕飯は5時からで時間もあるので、外をお散歩~♬

 

結構たくさんの人がビールまたは珈琲を片手に、楽しいひと時を過ごしておりました。

あっ、そうそうここの山小屋は珈琲が飲み放題。しかもちゃんとドリップマシンがあって挽きたてではありませんが淹れたての美味しい珈琲を飲む事が出来ます。なので今回は荷物の関係上、珈琲は持ってきていません。

 

山時間が過ぎるのはあっという間で、夕飯です。

ここは食べ放題ビュッフェスタイルになっており、時間制30分となっております。

さすがにその前から飲んでいるのでお代わりはしませんでしたが、たくさんの種類のおかずがあって、しかもとても美味しかったです(^^;)

 

食後はお風呂。こんな高い所でお風呂に入れる幸せ、最近話題になっておりますが、もっと料金高くしてもいいかなとも思います。

五右衛門風呂で6人ぐらいは入れます。ほんと山やっている人は話をするのが好きな人も多く、山の話題でふろ場で盛り上がってしまいました。裸の付き合いもいいですね~♬

 

日の沈む様子を見るのもたまにはいいですね

 

小屋には談話室もあり、そこにはテレビもあるのでバラエティー番組も楽しめます。そのほか、本やビデオなどもあります。

でもせっかく山に来たのですから、山でしかできない夜を楽しみたいものです。

 

日が沈み、部屋に戻って明日の準備や話など横になってしていたら、さすがに朝の2時起きだったので、のび太君並みの寝落ちで撃沈。

1日目お疲れ様でした。


寝すぎて、2時ぐらいに目が覚め、それからうとうと。

日の出が、4時50分くらいだったので、出る前4時半ぐらいからスタンバイ。

さすがに寒すぎてソフトシェル着ました。

 

赤く染まる空、そしてその上を歩けそうな雲海

 

赤岳展望荘と赤岳、最高です

 

ふり返ると、横岳もカッコイイ!

 

突如と現れた雲

 

あれ?なんか似ていない?

そう、去年年末に病気のために亡くなった愛犬ぷー太郎(トイプードル)が・・・

天国からそっと降りてきて、たくさんの看病ありがとうと言っているような感じがして、頬には一筋の涙が( ;∀;)

嬉しようで、悲しいような。いつも山を登る時は一緒に登っている気がします。今後とも見守ってくださいね。

いつかはそちらに行くのでまた遊ぼう(^^)/

 

いよいよご来光です~

 

素敵な太陽と雲海

 

夜露と太陽

 

朝ごはんは5時からなので、ご来光見終わってすぐです。

シンプルです。朝もビュッフェスタイルで好きな食べ物取れます。朝ビールも頂きたいところですが我慢(^^;)

 

お腹も十分満たされたので、では悲願八ヶ岳の最高峰赤岳目指して出発です。

名残惜しいですね、また来ます!

 

赤岳もいいですが、横岳も負けてないですね。

横岳はまだ行った事ないのでいつかチャレンジます。

 

雲ひとつない青空

やっぱり持ってますね、俺たち(*‘∀‘)

 

ふり返れば、赤岳展望荘と横岳がいる

 

咲いている花にも癒されます

 

慎重にいきましょう!

 

再び振り返ると、そこには硫黄岳、天狗岳などが~♬

 

結構上の方急で危なそう(^^;)

 

ほんと素敵な景色。

頑張って登ってこれたこそ、味わえる醍醐味

 

元気が出る黄色い花

山小屋からいきなりステーキ、いや急登なので疲れていますが花は疲れが吹っ飛びます

 

わお、ついに見えてきましたよ

てっぺん赤岳Σ(・ω・ノ)ノ!

 

ついに人混みをかき分けて、ついに長年の夢だった八ヶ岳最高峰赤岳に登頂です(´;ω;`)ウッ…

守さんも嬉しさのあまり、無事出来たことに感謝のお礼

 

文三郎尾根から下山です。

結構滑りやすく危ないので、ゆっくりでプチ渋滞中。

降りて行くと、阿弥陀岳がどか~んと、その前のピークが中岳。

今回はあまり欲張ってもいけないので阿弥陀岳は今度のお楽しみ。

この影は、そう赤岳の影。

 

ふり返れば、赤岳とSUN!

 

最後の難関、文三郎尾根をクリアし、行者小屋に到着。

土曜日なのでカラフルなテントで賑わっておりました。

 

これから行者小屋にちなんで行者にんにく餃子とビール祭りが始まるとの事。

それまで待てないので少し休んで下山します。

 

途中現れる苔の森にうっとり

 

花たちも元気です

 

がしかし~最後の林道で急な雨、土砂降りでレインを着るのも面倒だったので、つねに忍ばせている傘で対応。

なんとかお昼過ぎに土砂降りの中、無事に美濃戸口に到着です。守さん、お疲れ様でした。

 

帰りは濡れた体を温めに近くの温泉「縄文温泉」によって汗を流して、2019年毎年恒例長野山旅は終了です。

だいぶ長くなりましたが、最後まで読んでまた見て頂きありがとうございました。


おまけ編

 

その日は守さん宅に泊まらせて頂き、次の日ゆっくり帰る事に。

帰る前に守さん家族と浅間山の登山口「高峰ビジターセンター」にランチを食べに行ってきました。

ニッコウキスゲやたくさんの花が咲いており、また標高2000mあるので涼しい~

 

高峰高原ビジターセンターにお洒落なカフェがあり、テラスで優雅なランチタイム

子供たちも大はしゃぎ

 

では最後に、今年もとても忙しいところ、お邪魔してご迷惑をおかけいたしました。

そのおかげで、小諸のドカンショ祭りにも初参加でき、八億、懐古園のあさんぽにも行けたので大満足です。

たくさんのお土産まで頂き、改めてありがとうございました。来年はドスコイ細川も呼んで、大学時代のオモシロネタで盛り上がりましょう。ではでは。