■ 袈裟丸山【栃木県】
■ 日程:5/25(土)
■ 天候:晴れ
■ 利用交通機関:車
■ 駐車場:塔ノ沢登山口(10台前後/無料/トイレあり)
■ 撮影機器:Oplympus OM-D E-M1 Mark II
【ルートMAP】
【標高MAP】
総走行距離(沿面距離): 14km
総走行時間:8:20
【コース状況】
・何カ所か沢を渡りますので、ドボンご注意ください
山を初めてから、毎年登っている思い出の袈裟丸山、今回で6回目です♡
んん、思い出の山??
そうなんです、もう何度もブログにその理由を書いておりますが、まだ知らない方もいるかと思いますので、また自分にも初心を思い出すためにちょっとだけ説明いたします(#^.^#)
思い起こせば、それは約10年以上昔の事、そう考えると月日が流れるのはあっという間ですね
ひょいな事から会社の先輩から、「山登り行こう」と誘われて、ちゃんとした山に登ったのはその時が初めて。
その初めての山がなんと袈裟丸山だったのです。先輩の家が群馬でたまたま近かったということもあります。
初めての山だったので、すべて先輩にお任せで、自分で地図を調べたり、まあ飲み物も1Lぐらいあればいいかな?とかなり安易な気持ちで、まさかあんなきつい袈裟丸山を選んだ先輩、ひどいっすよね(^^;) 今でもこのコース結構へたばるのに・・・
ご察しの通り、初めての登山は楽しいものではなく、辛く思い出の残る波乱万丈の山登りとなりました
ほんと今でも、その時の山行を考えると怖すぎて冷や汗が出てきます(^^;)
だって地図もないので距離も方向も分からない、暑い8月の夏だというのに水は1Lぐらい・・・踏み跡だけが頼り。
しかも案の定、道迷いしてあり得ない急斜面をしばらく登っていって滑落寸前。途中で持ってきた水もなくなり、ついには沢の水をガブガブ飲み状態・・・なんとかあり得ない急斜を引き返して元の道へ。その時点でかなり疲れきっていました。
また地図もないので山頂までどれくらいかもわからず、途中でお昼休憩。しばらく休んで体力回復させ、とりあえず小丸山まで頑張ろうという事で登り始めたら、あら、5分も経たずに山頂へ٩( ''ω'' )و さすがにここから前袈裟丸山まで行く体力はみじんも残っていないのでここで残念ながら下山となりました。
いかがでしたか、この初心者ならではのお恥ずかしい苦山行を( ;∀;)
でも最初に登った山でたくさん失敗したおかげで、今の山登りがあると思っております。やっぱり失敗して学ぶ!死んでしまたら元もこうもないですが、いい経験になったと思います。登っている時はもう山登りなんか~と思っておりましたが、なぜか下山した時には、不思議と達成感で心は満たされており、山を辞めるどころか、ちょっと山登りやってみようとなっておりました。
そんな訳もあって、毎年初心を思い出してくれる袈裟丸山に登っているんです。
いつかまたその先輩と袈裟丸山に登って、その当時の思い出話を山でしたいもですね。
同じような事を書いていると思いますが、過去のブログも読んでみてください(^^)/
【6】2018年5月11日
「初心を思い出させてくれる袈裟丸山で最高級の珈琲「コピルアック」を~♬」
【5】2017年5月12日
「山登りの原点、今年も袈裟丸山にアカヤシオ、そして「孤高ブナBLEND」
【4】2016年5月12日
「お見事、山肌ピンクに染まるアカヤシオの袈裟丸山でコーヒータイム」
【3】2015年5月14日
「山登りのきっかけを与えてくれた思い出の袈裟丸山で山プレッソ」
【2】2014年5月16日
【1】2013年5月16日
前置きが長くなりましたが、早速本日の山行紹介したいと思います。
この袈裟丸山はアカヤシオで有名な山で、この時期はかなりの登山客で賑わいます。
登山口はいくつかありますが、折場登山口(尾根コース)が距離も短くここからか登る方が多くて駐車場が混雑するので、ちょっと距離は伸びますが、この時期、沢と新緑が気持ち良い塔ノ沢登山口から最近は登っております。
朝5時に到着して一番乗り!
さあ、準備して出発です('◇')ゞ
いきなり気持ちの良い新緑と沢が癒してくれます
なんといっても人が少ないのがいいです
登山道に標識などはあまりなく、ケルンが標識になっております。
なので、ケルンをたどっていけば、それは道合っているとになります。ケルンもいろいろ頑張っているのでそれを見るのも楽しです
いきなりですが、ここで問題です。
ミソサザエはどこにいるでしょうか?
途中、太陽の光をたっぷり浴びて寝ているお釈迦様がいらっしゃいます。
決して起こさないでください(^^;)
最近、根フェチかもしれません♡
朝早いので、気持ち良く叫べます、YAHOO~♬
初めてシャッタースピードを変えて沢を撮ってみましたが、これが意外と面白いです。
今までNIKON D90という古い一眼を使っていたのですが、手振れが酷くてボケボケ写真ばかりでしたが、今使っているオリンパスEM1 MarkⅡは高いだけあって、手振れ補正が半端なく優れていて、手撮りでもこのクオリティー。なので鳥写真も比較的よく撮れます。
またレンズ規格がマイクロフォーサーズなので、望遠レンズもとてもコンパクト使用になっており、山などへの持ち運びも便利で最近はこの望遠レンズがメインとなっております。ほんとオリンパスのミラーレス軽くて小さくてお勧めです。
沢コースには、なぜか避難小屋が2件あります。
新しい方は、とても綺麗ですが・・・でも古い方でも風情感じます
やっと稜線上、賽の河原に到着です\(^o^)/
ここもアカヤシオが綺麗なところですが、さすがに5月も後半なのでほとんど散っておりました。
でもアカヤシオが散ったピンクの絨毯を歩くのもいいものです。
途中にはカラマツのエリアがあります。
やっぱりカラマツは秋の黄金に輝くときがいいですね
標高を上げると、やっとアカヤシオが咲いていました。
青空にピンクが最高です
小さなミクロの森も発見!
最初の登山時には、ここまで来るのがやっとでしたが、今は余裕のよっちゃんです。
小丸山に到着です。
なんと小丸山付近のアカヤシオが見頃ですでにたくさんの人で賑わっておりました。

小丸山から望む袈裟丸山連山!
ここから前袈裟丸山まではまだちょっと距離あります(^^;)
日光白根山です。
知らねーなんて言わないでくださいね
小丸山と袈裟丸山のコルですが、ここもダケカンバでしょうか、気持ちの良い場所です。
黄色い避難小屋もあります。
ふり返れば、小丸山がいるw
ピンクに染まっております
レトロ感ありますね~♬
嫌いじゃないです、朽木
この稜線歩いて皇海山の方までずっと歩けるようですが、たぶん危険です(^^;)
ヤバいですね、この景色♡
なんも言えね~
そして、やっと思い出の(前)袈裟丸山に到着です\(^o^)/
さすがに折場登山口から登ってきた人で山頂はいっぱいです。
ふふふ、実はこの先に展望のある秘密の場所、秘密ではないのですがいつも休憩する場所があるんです。
そこからの景色がこれです。
たぶん、武尊山、メイビー
そんでもって、こちらがたぶん至仏山、メイビー
落ち着いたので、早速ランチタイムにしましょう!
<本日のランチ>
・XO醤の焦がしチャーハン
・生姜と鳥のスープ
・つきろく珈琲(写真なし・・・)
望遠レンズ変えるのも面倒だったので、拡大です(^^;)
食事していると、鳥たちがぴーちくぴーちくいっぱい鳴いて飛んでおります。
まあ、いつもの鳥かな~と望遠で覗いてみると、なっ、なんと、幸せを呼ぶ蒼い鳥、「ルリビタキ」ではないですか~♬
ということで、いろいろな姿のルリちゃんと撮ってきましたのでご覧ください。さすがに望遠と言っても420mmなので、遠くにいて小さいのトリミングしております。ボケている写真もありますのでご勘弁願います
ル:「やあ、ツキロクさん、こんにちは」
ル:「横顔はこんなんですよ、もふもふです♡」
ル:「おしりもちょっとだけね、ぷっw」
ル:「じゃあ、今度飛んでみますよ、えいっ」

ル:「着地成功!」
ル:「片足着地OK!」

ル:「俺って決まっているだろう~♬」

ル:「では渾身のポーズをお見せしましょう、どうだ!」
ル:「大空に~翼を広げ~飛んでいきたいよ~♬」
ル:「ちょっとひと休み」
ル:「見たな~」
ル:「ちょっとだけ、ぴょんしてみますね」
ル:「後ろ姿が一番綺麗なんです、よく見て下さいね」
という事でルリ祭りこの辺で終了です。
結局1時間半ぐらい山頂でのんびり鳥と戯れていたようです(^^;)
さくっとげざんしましょう。
山頂の石楠花はまだ蕾状態でした。
下山時に見えるアカヤシオ染まる山肌がほんと素敵です
どうやって、鉄塔から鉄塔間に電線通すのでしょうか?
鉄塔立てるのもほんと大変ですよね(^^;)
まだ蕾もありました
稜線から沢コースへ下ります。
暑い日は沢コースお勧めです
水はとても冷たいです
かなり早いですが、小さな秋?を見つけました
涼しげなショットです
思い切ってドボンです
水面がゆっくりゆらぐ様子は心も落ち着きます
なんと、BGMには美しい鳴き声のミソサザエが歌っております。
木と同じ色なので、見つけ難いですが、歌声の方をじっと目を凝らしてみると見つかります。
ぴよ~ぴぃ~ぴっよ~♬
毛づくろい
ほんと分かり難いです
スポットライトのように日差しがちょっぴり差し込んでいる場所にいるのが、役者です
ほんと癒されます
血管フェチもいるように、葉脈フェチもいるかも
沢登りも楽しそうです
最後のケルン?
という事で、思い出の袈裟丸山、無事に下山完了です。
のんびり山を歩くけてほんと楽しかったです。
貧乏性なのでせっかく山に行くんだから、早く下山するのはもったいないとついつい長居してしまいます。
ちょっと足尾の山奥、マイナーな山ですが(北関東人にとってはメジャー)、是非素敵な袈裟丸山にお越しください。
そして山頂でてっぺん珈琲楽しんで頂けれたら幸いです。