晩秋漂う足尾小丸山でほっとな珈琲タイム


■塔ノ沢登山口~小丸山

■日程:11/13(土)

■同行者:とぼさん

■天候:晴れ

■駐車場:塔ノ沢登山口 (5台前後/無料、トイレあり) *離れたところに駐車可

■撮影機器:Oplympus OM-D E-M1 Mark II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO


【ルートMAP】

 

【標高MAP】

総走行距離(沿面距離):10.6km

総走行時間:6:25

 

【コース状況】

・3回ほど沢を渡ります。水量多い時は注意ください

・落ち葉でルート不明瞭あり、初めてだと迷いやすいかも

 


尾瀬旅から1ヵ月が経ち、再びとぼさんを誘って栃木県足尾にある小丸山へ

実はまだ沢沿いの紅葉は残っていて綺麗に違いないと思い、お誘いしたのですが・・・

さらに悲劇は続き、最後にとぼさんに大事件が・・・

 

では事件も含めて本日の山行報告いたします。

朝3時につきろく家集合。とぼさんは仕事の都合で水戸から駆けつけてくれました。

水戸からだと1時間半~2時間はかかるので、ほとんど寝ていなかったとはずです。

日の出と共に歩こうと朝早い集合で申し訳ありません。

 

予定通り、日の出前の6時過ぎに到着。駐車所はガラガラ一番乗りでした。

まだ暗くて分かりませんでしたが、明るくなるにつれて驚愕の事実が(;゚Д゚)

 

あれあれ、ほぼ紅葉が終わっている・・・チーン(T_T)

土下座して謝り、なんとか許してもらえました(嘘)

気を取り直して、晩秋の足尾を楽しもうと準備していざ出発です。

 

出だしの紅葉が一番綺麗だったかも(^^;)

 

そうそう、今日の小丸山は、袈裟丸山の途中にあるピークでここからの景色もとても良いのでここまでという登山者も多いです。

でも本当の理由は、袈裟丸山まで行ける体力が今ない事です(´;ω;`)ウッ… 悔しいけどしょうがないです。

 

なんと市役所に山岳部があるのか?

めり込み具合からだいぶ前に設置されたものとわかります

 

紅葉は終盤ですが、沢を流れる水の音を聞きながら歩けるのでほんと気持ちがいいです。

 

途中一本だけ色づいている木々がありました

感謝でしかありません

 

このコースにはなんと寝釈迦様が寝ています。

全長3mほど? 疫病が流行っている平安時代?だったかな、その頃に彫られ作られたようです

 

沢水が綺麗で心癒されます

 

賽の河原に出る前に避難小屋があり、そこで休憩です。

ここでとぼさんがザックをごそごそと何かやっているのが見えました。

 

袈裟丸山連山です。

まだまだ遠いですが、今日は行きません

 

さすがに標高1500mだと霜柱立ちます

 

広葉樹の紅葉は終わり、針葉樹のカラマツの紅葉もほぼ完全に終了していましたが、小さな赤ちゃんのカラマツだけが黄金に輝いておりました。

 

とぼさんとひいひいー言いながら、約3時間で小丸山に到着です。

ブルースカイと袈裟丸山連山

 

標高約1700mの山頂は少し風も吹いていて、木陰にはいると寒すぎ

そんなときはあったかいおでんと熱燗に限りますが、熱燗はありません。つゆなみなみです

 

そして最後の〆はやっぱり珈琲ですよね

さくさくかりんとうまんじゅうと珈琲はマジで合います。

是非お試しください。

 

またいつか珈琲屋さん復活させて、山好きな皆さんに飲んでもらいたいな~ 定年後??

 

輝くとぼさん

そろそろ下山タイムです。

とりあえず、周りを確認して忘れものなし!

ごみなどの落としている場合があるので、この確認は必ずしております。

 

紅葉時期は必ずこの赤マグ

 

下山途中、視界が開ける所があります。

日本一の富士山です

 

やっぱり寒いせいか鳥さんも少な目。

帰りこそはミソちゃんに会いたくて、粘りに粘ってやっとこの歌声発している所を激写❤

 

歌い終わって、このどや顔も可愛いです~

 

沢水がとても綺麗で飲みたいです。

 

2時過ぎに無事登山口到着です。

帰る準備をしていたら、とぼさんの顔色が真っ青になっているではないですか(;゚Д゚)

真っ青と言っても具合が悪くて真っ青になっているのではなく、何かヤバい事が起きたようです・・・

 

とぼさん「ない、ない・・・」

つきろく「えっ、どうしたんですか?」

 

とぼさん「ないんだよ、大事なものが・・・」

つきろく「大事なものってなんですか?」

 

とぼさん「黒い小さなバックがない、その中に財布や免許証やクレジットカード、車のカギ、大事なものがすべて入っている・・・」

 

実は話をとぼさんから聞くと、昔に同じような事件があり、小さなバックを本当に山頂に忘れたことがあったようです。

その時は無事に見つかったとの事ですが、今回も山頂に忘れたという先入観が働いたようで、これからまた登り返すか考えていたようです。

 

つきろく「でも最後周りを確認して忘れ物がない事確認してきたので、絶対山頂にはなかったですよ、もう一度かばんから物を全部出して再確認しましょう」

 

2人でとぼさんのかばんを逆さまにして全部出しても、結局例の黒いかばんは見つからず・・・・

ここは冷静になって、ない事実に対して即座に今後の対策を練りました。

 

策①:麓の警察に行って忘れ物が届いていないか確認

策②:下山してくる人たちに片っ端から聞き込み

策③:途中のセブンに寄った時に置き忘れた可能性もあるのでそのセブンに電話

策④:車のカギがないので、とぼさんを自宅まで送り、鍵を持ってつきろく宅へ行く

策⑤:クレジットカード、免許証など紛失届出

 

もう諦めかけた時に、とぼさんがザックの一部にカメラを収納する隠しスペースがあるのですが、実は今日一眼レフのカメラを車に忘れてきてしまってここには何も入っていないはず・・・

 

でも記憶を遡ると、避難小屋で休憩している時にそこをいじっているのを見かけた・・・

もしや、そうなんです。無くてしていけないと思い、避難小屋で移し替えたという事でした(^^;)

 

そうです、大事件は解決です\(^o^)/

すいません、事細かくあの時の事を再現してしまって嫌な記憶と思いますが、きっとこれが次に繋がります。

 

ふたりともほっとして、まずは温泉でしょう!という事で「水沼駅温泉センター」へ

ここは駅にある温泉なんです。

 

温泉入ってさらにほっとしたのかお腹ペコリン

帰りに佐野らーめん食べて本日のはらはらどきどきの山行は終了です。

とぼさん、また懲りずに伝説作りましょうw